択一式の試験対策はどうすればいいですか?

社会保険労務士試験の配点は「択一式70点満点/選択式40点満点」となっており、合格にむけ、まずは択一式で確実に得点を確保できることが必須となります。

社会保険労務士試験の合格基準は択一式と選択式それぞれについて総合点と各科目の得点で二重の基準があり、両方をクリアしなければならないという難しさがあります。 社会保険労務士試験において、択一式でしっかり合格ラインを上回れるために、どんな対策が有効なのでしょうか?

【択一式対策、正しく出来ていますか?】
択一式の試験対策というと、どうしても設問に対する正誤の判断までに終始しがちです。

特に、「早く対策を終わらせたい」「とにかく問題を数こなしたい」と思えば思うほど、「とりあえず設問の答えが合っていれば次に進んでしまおう」という適当なやり方に陥ってしまいがちになります。ですが残念ながら、こうしたやり方では、社会保険労務士試験の択一式対策として十分とは言えません。

上記のような適当な対策の場合、“全く同じ問題が出れば解けるが、問題のニュアンスや比較すべき肢が変わればたちまち判断が鈍る可能性あり”といった、試験対策としては非常に心もとない状況を招いてしまいます。つまり、「ただやみくもに問題を解くだけ」では社会保険労務士試験の択一式対策としては不十分であると言わざるを得ません。

【○×だけにとらわれない。一つひとつの肢の論点を知るところまでが対策です】
本試験でも活きる知識を得るためには、対策上、<問題の正誤だけにとどまらない、選択肢一つひとつの吟味>が不可欠となります。 まずは各選択肢が言わんとするポイント、つまり「論点」を正確に把握することです。誤りの選択肢についてはどこが間違っているのか、微妙な肢についてはどこが正されれば正答になるのかまでしっかり検討出来ると、別の出題への対応力が身につきます。

社会保険労務士試験の出題は「五肢択一」ですから、ひとつの問題について五肢分の吟味が必要となります。単に正答の肢(もしくは誤りの肢)のみを見つけるような適当なやり方と比較すれば、実に五倍の学習量を実現することが可能になり、有意義であると言えるのではないでしょうか。

こうした対策を実践することにより、当然一つひとつの問題を解くのに時間を要すことになりますし、労力の割には目に見える形で(解いた問題数として)学習がなかなか進まないことに焦りを感じることもあるでしょう。

しかしながら、そこは<急がば回れ>。本試験合格を目指す上で効果があるのは、断然後者の“じっくり型”対策です。ぜひ自分のやり方を信じて根気よく、丁寧に取り組んでください!